内科では、風邪や胃腸炎、高血圧、糖尿病など、日常的にみられる体の不調や慢性的な病気を診療します。手術を伴わない、内服や生活習慣の改善を中心とした治療が主となります。原因がはっきりしない体調不良や、どの診療科を受診すべきか迷ったときも、まずは内科へご相談ください。全身を総合的に診ることができるのが内科の特徴です。

一般内科
一般内科
内科では、風邪や胃腸炎、高血圧、糖尿病など、日常的にみられる体の不調や慢性的な病気を診療します。手術を伴わない、内服や生活習慣の改善を中心とした治療が主となります。原因がはっきりしない体調不良や、どの診療科を受診すべきか迷ったときも、まずは内科へご相談ください。全身を総合的に診ることができるのが内科の特徴です。
当院の内科では、以下のような病気の診断・治療・管理を行っています。
風邪はウイルス感染による上気道炎で、発熱、咳、鼻水、喉の痛みが典型的です。インフルエンザは高熱や関節痛を伴い、抗ウイルス薬が有効な場合もあります。気管支炎では咳が長引くことが多く、細菌感染時は抗生物質を使用します。
高血圧は、診察室での測定で収縮期血圧(上)が140mmHg以上または拡張期血圧(下)が90mmHg以上の状態です。脳卒中、心筋梗塞、腎障害などのリスクを高めるため、減塩や運動などの生活習慣改善に加え、必要に応じて降圧薬を用いて治療します。
糖尿病は、空腹時血糖値126mg/dL以上、またはHbA1cが6.5%以上で診断される慢性代謝性疾患です。初期には自覚症状が少ないものの、放置すると網膜症・腎症・神経障害などの合併症が進行します。血糖管理には食事療法、運動療法、薬物療法を組み合わせます。
LDLコレステロール140mg/dL以上、HDLコレステロール40mg/dL未満、中性脂肪150mg/dL以上が脂質異常の基準です。動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳梗塞の原因となります。食事・運動療法に加え、スタチンなどの薬剤で治療を行います。
胃腸炎はウイルスや細菌によって引き起こされる消化管の炎症で、嘔吐・下痢・腹痛を伴います。逆流性食道炎は胃酸が食道へ逆流することで胸やけや呑酸が出現します。便秘症は排便回数の減少や残便感を特徴とし、食事・水分・薬物で治療します。
貧血では、特に鉄欠乏性貧血が多く、ヘモグロビン値が男性13.0g/dL、女性12.0g/dL未満で診断されます。甲状腺疾患では、バセドウ病(甲状腺機能亢進症)や橋本病(甲状腺機能低下症)が代表的で、ホルモン値の異常に応じて薬物治療を行います。
喘息はアレルギーやウイルス感染などによる気道の炎症で、発作性の咳や呼吸困難が特徴です。COPDは主に喫煙によって肺が壊れ、呼吸機能が低下します。いずれも吸入薬や生活指導が中心で、COPDでは禁煙が極めて重要です。
38℃以上の発熱が3週間以上持続し、初期検査で診断がつかない場合を「不明熱」と呼びます。感染症、膠原病、悪性腫瘍などが原因となることが多く、血液検査、画像検査、必要に応じて専門医と連携し、丁寧な鑑別診断を行います。
お身体の不調や健康に不安を感じるときは、お気軽にご相談ください。早めの受診が、病気の早期発見・早期治療につながります。
当院では、「病気になる前に防ぐ」ことを重視した予防医療にも力を入れています。
生活習慣病や感染症など、多くの病気は早期発見・早期対応によって重症化を防ぐことができます。以下のような取り組みを通じて、皆様の健康をサポートいたします
食事内容、運動習慣、睡眠、喫煙・飲酒などの見直しは、病気の発症リスクを大きく下げます。
患者さん一人ひとりの状況に合わせて、無理のない生活改善指導を行います。
インフルエンザや肺炎球菌、帯状疱疹などのワクチンは、高齢者や持病のある方の重症化予防に有効です。
当院では、定期接種・任意接種のご相談や接種を随時受け付けています。
「病気ではないけれど、何となく不調」という“未病”の状態にも対応します。
検査や診察の結果をもとに、必要な生活指導や薬物療法をご提案し、健康寿命の延伸を支援します。
予防医療は、「将来の病気を防ぐ」だけでなく、「今の健康を守る」ための重要な手段です。
気になることがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
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